邪馬台国東四国説(阿讃播の東瀬戸内説) 2014年01月

邪馬台国東四国説(阿讃播の東瀬戸内説)


四国霊場開創から1200年,阿波と四国の完全封印は解けるのか?

海洋氏族忌部氏と天鳥船 

道路が整備されていない時代に,大和,阿波,讃岐,紀伊,出雲,筑紫,伊勢に勢力を広げた忌部氏は,優れた航海技術を持っていたと考えられます.その航海技術こそが,さまざまな文化・技術を日本全体に広めたのです.

弥生時代末期にどのくらいの航海技術を持っていたのでしょうか.
魏志倭人伝によると,筑紫あたりから邪馬台国までの距離を「水行十日陸行一月」としています.
この文章は中国正史の通常の記述であれば「水行ならば十日,陸行ならば一月」という意味です.
(高橋善太郎氏「魏志倭人伝の里程記事をめぐって」邪馬台国基本論文集III,261-278)
これが正しければ,水行は陸行の3倍のスピードであったということです.
中国正史にもこのようなアンバランスはほとんどありません.

実際には,どのくらいのスピードで,人力の船は進むことができるのでしょうか.
大王のひつぎ実験航海事業という興味深いプロジェクトがありました.
復元された古代船の「海王」は,1日7-8時間の航行で熊本から大阪まで23日,福岡から大阪まで16日かかりました.

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邪馬台国畿内説あるいは阿波説だと,古代船は「海王」のスピードの1.5倍強ということになります.
その航行スピードを本当に古代人は出すことができたのでしょうか.

海洋氏族であれば,可能であると考えます.
急流の鳴門海峡,明石海峡をものともせず,日本各地に文化・技術を伝えた氏族であれば可能でしょう.
実際に萩原墳丘墓の遺物から分かるように,はるばる朝鮮まで航海して中国鏡や中国の朱を手に入れているのです.

古事記・日本書紀にも船を連想する神が登場しています.

鳥之石楠船神,別名「天鳥船」

航海に用いられたのは,鳥のように速く腐食しにくい楠の船だったのでしょう.
忌部氏の祖神である天日鷲神は,こういった優れた航海技術により日本全国に文化・技術を伝えたと考えられます.

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大麻比古神社,天日鷲神,忌部氏

鷲の頭が見えないでしょうか.

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重要なのは,かつてはこの霊山寺の奥の院でもあったという大麻比古神社に多くの天日鷲神の伝承が残っていることです.仏教の霊鷲山の「鷲」と日本の神の「鷲」が偶然にもこの地に伝承として語り継がれているのです.

天日鷲神は,日本書紀や古語拾遺に登場する神であり,阿波国を開拓し穀麻を植え紡績業を創始した阿波忌部の祖神です.古語拾遺は中央忌部の斎部広成が中臣氏-藤原氏の祭祀における専横に抗議して,斎部氏の祭祀における正統性を主張した書物(807年)です.

この忌部氏は,大和,阿波,讃岐,紀伊,出雲,筑紫,伊勢などの広域に勢力を持った有力な氏族です.
この氏族が古代史の謎を解く重要な鍵になっています.

『古語拾遺』 斎部広成 (807年)より

其の高皇産霊神のなし生る
女の名を栲幡千々姫命と曰す(天祖・天津彦尊の母なり).
其の男の名を天忍日命と曰す(大伴宿禰の祖なり).
又の男の名を天太玉命と曰す(斎部宿禰の祖なり).
太玉命の率ゐる所の神の名を
天日鷲命(阿波国忌部の祖なり),
手置帆負命(讃岐国忌部の祖なり),
彦狭知命(紀伊国忌部の祖なり),
櫛明玉命(出雲国忌部玉造の祖なり),
天目一箇命(筑紫・伊勢の両国の忌部の祖なり)
と曰す.

紀伊,出雲,筑紫,伊勢は,阿波・讃岐の後です.

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大麻比古神社
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四国霊場第壱番札所 霊山寺

日本における壱番の場所.
それは非常に分かりやすい場所にあります.
四国遍路の「壱番さん」の周辺・・・すなわち

四国八十八ケ所の第壱番札所霊山寺
阿波国淡路国の総産土神として崇められた大麻比古神社
前方後円墳のルーツとされる萩原墳丘墓

をふくむ古代に大いに栄えた地域

阿波国板野郡大麻山周辺です.

まず,第壱番札所 竺和山霊山寺(壱乗院)について.

本尊:釈迦如来
開基:行基菩薩(聖武天皇の勅願)

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霊山寺縁起
『・・・深山幽谷を跋歩し佛法相応の勝地を訪ね給ふ時、
當山に奇雲靉靆として光明空中に輝けるを見そなはし給ひ、
奇異の思を為し立ち寄り給ふに、今の伽藍の地に當り諸佛天人充満し、
中基には釈迦牟尼佛 左右には文殊普賢菩薩
各圍遶して壱乗の法門を述べ給ふ姿、
さながら天竺鷲峯山説法の儀式に異ならざれば
随喜渇仰の涙を浮べさせたまひ暫く佛面を拝しまつりしに
佛我が大師に告げて曰、
汝末世衆生済度の悲願を起し八十八ケ所を開かんとならば、
此処を第壱番と定むべし
・・・』

多くの神社や寺院の伝承はデフォルメされています.
しかし,何らかの真実を含んでいることも多いのです.

弘法大師空海は,釈迦説法の最も偉大な場所をこの大麻山に見たというのです.
私たちには,その鷲の姿が見えるでしょうか.

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阿波と四国そして日本の新しい時代

阿波そして四国
ずっと何もない地域だと考えられてきました.

そうではありません.
何もない地域にされ続けてきたのです.
本当のことを隠され続けてきたのです.

いつの日か,封印が解かれる日がくることを
高貴な方々,高僧たちも予感していたことでしょう.

我々の時代にその日を迎えましょう.
未来の日本のために.

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